『橘姓斑目家の歴史 古代・中世編』
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201第9章 斑目四郎の先祖が見つかった中氏との出会いがなければ進めることができなかった。野中氏の存在を発見した当時は「歴史学の枠の外にいる」ことの意味には無頓着だった。以後、取材の現場で「歴史学」の方法論の壁に繰り返しぶつかり続けるうち、野中氏との出会いにある種の縁というものを、宝賀寿男氏とはまた別の意味で感じた。『吉彦秀武の実像』のタイトルに吸い込まれるように、HPで野中教授のメールアドレスを見つけ連絡を取った。自己紹介をしたうえで、「ネットを検索していて野中先生が『吉彦秀武の実像 : 二人の「荒川太郎」の関係を軸に』という論文を書*野中哲照教授は「後三年合戦」に関する著作を多く発表している
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