『橘姓斑目家の歴史 古代・中世編』
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326ントで『新渡戸稲造シリーズ』と『大山捨松の生涯』を作ることになったわけだ。今回の取材は、「宗家橘公業」「大覚寺皇家」「日仏氏の軌跡」との関係など、「斑目家の歴史」にはまだまだ分からないことが多いということを改めて知らされるものともなった。◇市来氏と長作氏をのぞけば、取材すべき学者・研究者にはおおむね会うことができた。門外漢の私には専門家の知識と知見を集めるという方法しかなく、これらの方々の協力なしには、この書は絶対に完成しなかった。情報収集に万全を期すため、専門領域が「斑目家の歴史」にわずかでも関連しそうな学者・研究者をネットで検索しては、手あたり次第に取材打診のメールを流しもした。幸いにも大半の方がそれなりの対応をしてくれたが、「個人の家系調査の相談には応じません」
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