飯田みち代さん(ソプラノ歌手)コンサート
飯田みち代さん(ソプラノ歌手)インタビュー
「オペラ演出の舞台裏」飯田みち代・ソプラノ 前田佳世子・ピアノ 中村敬一・演出家
■飯田みち代さんプロフィール
京都大学教育学部心理学科卒業。
2歳の時、難病指定重症筋無力症を患ったが奇跡的に回復。 大学卒業後、大手企業に就職したが、音楽・オペラを通して世の中に夢や希望を与えたいとの思いから退職し、オペラの道へ。声楽を故引田リエ子、スザンナ・ギオーネ、マルタ・ランティエリ、クリスト・スタニシェフ、師事。
1990年日本イタリア声楽コンソルソ金賞受賞以来、飯塚新人コンクール大賞、朝日ABCコンサート優秀賞など多数受賞。2005年3月には、愛知県芸術文化選奨を受賞。
『ヘンゼルとグレーテル』のグレーテル役でオペラデビュー。『椿姫』のヴィオレッタ、『リゴレット』のジルダ、『ランメンモール』のルチア、『セヴィリアの理髪師』のロジーナ、『ルル』のルル、『こうもり』のロザリンデ、『スザンナの秘密』のスザンナ、『ねじの回転』の家庭教師、『ラボーエーム』のミミ、『夕鶴』のつう、『魔笛』の夜の女王などで出演。また、「第九」・「メサイア」・「天地創造」などの交響曲・宗教曲のソリストもつとる。現在、日本をはじめイタリア・ドイツ・オーストリア・フランスにおいても幅広く活躍中。近年は日本での活動も増やしており、2003年日生劇場・二期会共催『ルル』ルル(ミュージックペンクラブ賞受賞)、2005年二期会オペラ『魔笛』で夜の女王、『トリスタンとイゾルデ』イゾルデ、ギリシャ劇『エレクトラ 三部作』エレクトラ、2006年二期会オペラ『ラ・ボエーム』ムゼッタ、『ナクソス島のアリアドネ』ツェルビネッタ、『大晦日ジルベスターコンサート』、テレビ朝日『題名のない音楽会』、2007年佐渡裕芸術監督オペラ『魔笛』夜の女王、『オペラ・ガラコンサート』等に出演し大好評を得る。
2004年11月東京に後援会が発足し、12月には東京での初のリサイタルを行い大盛況となった。2006年4月サントリーホール(小ホール)、2008年4月18日(金)白寿ホールでソロリサイタルを開催。
名古屋市出身。ウィーン在住。二期会会員。